木曾ひのきコラム 2019.06.14 限られたスペースを賢く使う「もりぞうの収納術」

時間が生まれる暮らし!
もりぞうの収納術・間取り編

これから新しい住まいをお考えのご家族さまにとってお得な情報をお届けします「MORIZOU」。今回は、とっても気になる収納についてご紹介します。「今の家は、物があふれて困っている!」「とにかく収納が欲しい!」「もりぞうでは、どんな収納を提案してくれるの?」ご家族構成の変化や、お子さまの成長に合わせて、そして防災用のストックとしても欲しい“ 収納”。間取りづくりの段階からいろいろ勉強しておきましょう。

もりぞうの収納術いろいろ!

「収納の悩み」は、新築時にはぜひとも解消したい項目ですよね。2012年のある企業の調査結果によると、建築時の重視条件では、「収納が充実している」は第6位で39%。やはり多くの方がポイントにしているようです。もりぞうで検討中のお客さまからもかなりの確率で話題に上る「収納」。収納のお悩み解決には、いくつかの分類があります。

A 収納スペースの設け方(大きさ、場所)
B 収納スペースの中の使い方(整理の仕方)
C 収納する物の分別

今回は、Aの収納スペースの設け方(大きさ、場所)について、【もりぞうの収納術・間取り編】と題して紹介していきます。
収納が充実すると・・・メリットたくさんです!

1. 大型収納が欲しい!

「収納量が足りない!」「大きなスペースに憧れる!」まずここでご提案するのは、『大型集中収納』です。「ウォークインクローゼット」「納戸」「くら収納」などがこれにあたります。

ウォークインクローゼット
寝室に隣接させてプランすることが多い衣服収納ルームです。服のほか、スーツケースなども収納しておく方が多いです。

くら収納
お部屋にはできないような天井の低いデッドスペースを上手く利用する収納です。屋根裏を利用したり、スキップフロアの下の空間を活用します。


年に数回利用の大きなアイテム、例えば、クリスマスツリー、季節家電などを箱に入れて収納しておくことが可能です。しかも、1階にLDKがあるプランでは、スキップフロアタイプのくらは階段の上り下りがなくメインフロアに物の出し入れができるので、体への負担も少なくすみます。自由設計の注文住宅だからこそできる収納です。ただし、大型収納には、いくつかの注意点があります。その中の一つ、ウォークインタイプは、例えば2帖スペースがあっても、その床面積全てが物を置ける場所にはなりません。人が入って物の出し入れをするスペース、通路が必要になります。場合によっては、一般的なクローゼットタイプの方がスペース的に適している場合もありますので、設計担当とよくご相談ください。

2. 便利な収納が欲しい!

収納は、家の中に大きなスペースが1つあればそれで解決!というわけでもありません。何もかもそこに入れてしまい、結局、その中の何処に仕舞ったか分からなくなったり、都度その収納場所まで行って探したり出し入れしなくてはならないようでは、時間短縮にはなりません。
そこで人気なのが『家事動線を考慮した適所収納』です!

パントリー(食品庫)
キッチンスペースの中にプラン段階で組み込みます。一つは食器棚感覚で設ける方法があります。缶詰を数個置けるくらいの奥行きの浅い収納も人気。かえって取り出しやすくて便利です。奥にしまい込んでしまい、重複買いをしてしまったり、賞味期限切れに気付かないなんてムダの削減にもつながります。
もう一つはウォークインタイプで設ける方法も人気です。例えば通り抜けできるプランでの使い勝手はいかがでしょうか?

リネン庫(タオル収納)
洗面脱衣室の中、もしくは、近くに、リネン庫があると便利です。タオルやソープ類のストック、ご家庭によっては、肌着やパジャマをしまっておくなんてお宅もあるようです。

 

 

シューズクローク
玄関のウォークイン収納です。家族が増えたり、お子さまが成長すると靴の数はどんどん増えていくと言われています。そして、靴以外にも、ゴルフバッグやベビーカー、レインコート、外出用の杖など、外専用で使う物は、玄関近くに収納できるといざ使う時にも取り出しが楽です。しかも、内玄関に隣接した区切られたスペースなので、玄関からは物が見えなくてスッキリ。突然の来客時にも安心です。

3. 子どもも片付け上手になってほしい!

こんな工夫も人気です。お子さまの成長を考えてこのような作り方はいかがでしょうか?

子どもの手の届く位置に収納場所をつくってあげる。

  • お子さまが自分から進んで物を仕舞える環境をつくる。
  • 物の取り出しや収納のお手伝いがひとりでできるようになります。

お母さま、お父さまの目の届く場所に収納場所をつくってあげる。

  • お子さまが自ら片付けしている成長した姿を、家族がしっかり見て誉めてあげられる環境をつくる。
  • 楽しく進んで片付けをする習慣が出来てきます。