スタッフブログ 2015.01.23 まめ知識!【長期固定金利住宅ローンフラット35情報-その1】

皆さまこんにちは!
木曾ひのきの家もりぞうです!

いつもブログもりもり広場をご覧いただきありがとうございます。

さて、「 平成26年度補正予算案における住宅金融支援機構によるフラット35Sの
金利引下げ幅の拡大等について 」が住宅金融支援機構、および国土交通省から
今月9日に発表になりました。

補正予算案が可決された後に実行されるものですが、住宅ローンのことですから、
マイホーム取得をお考えの方は今から知っておきたい情報ですね。

フラット35は、長期固定金利の住宅ローン。
借入資金受取り時に返済終了までの金利、返済額が確定します。
今、低金利時代と言われていますのでずっと固定金利で、
総返済額も見えるというのは、人気の理由でもあります。

では、現段階で発表されている制度拡充予定の概要をご紹介します。
今回のポイントは2つ!

●1つ目
省エネルギー性などに優れた質の高い住宅の取得を支援する
フラット35Sの金利引き下げ幅が拡大されます。

フラット35の借入れ金利から
現行 年▲0.3%が、年▲0.6%に拡大
(金利Aプランは、当初10年間)
(金利Bプランは、当初 5年間)
※金利プランA、Bについては、来週のもりもり広場でご紹介する予定です。
 (フラット35、フラット35S金利プランB、
  フラット35S金利プランAでは、
  住宅性能などの条件に違いがあります。)

●2つ目
フラット35(買取型)について、融資率が9割を超える場合に、
融資率が9割以下の場合と比べて上乗せしている金利幅が引き下げられます。
(融資率とは、建設費に対して借入額の占める割合)

全額ローンは、100%ローンとか、オールローンなどとよく言われますね。

以上の2つです。

ではここで、シミュレーションを見てみましょう。

例えば、仮の設定として・・・
長期優良住宅でフラット35S金利Aプラン。
借入額 3,000万円(融資率9割以下)
返済期間 35年
元利均等返済、ボーナス加算無し
フラット35借入金利が 1.47%の場合。

※実施が決定し、適用された場合
※手数料や保険料等は含まれておりません。
※一部表記を修正いたしました。

住宅ローン返済の総額は、フラット35と比べても
約 174万円の差が出ます。

制度拡充実施期間は、適用開始日から最大1年間の予定ですが、
予算金額に達する見込みとなった場合には、
拡充終了日が前倒しになることになります。

この施策が開始された後の実際の適用については
(=引下げ金利が適用されるかどうかは)、
お取扱い金融機関でのローン実行日(=資金受取日)で決まります。
事前審査日や本申込日ではありませんので、ここも注意が必要です。

制度の決定については、今後注目ですね。

なお、フラット35Sは借り換えにはご利用になれません。

フラット35Sについては、来週のもりもり広場でもお届けする予定です。

※上記ブログ記事は、
 本日現在発表されている内容をもとに致しました。
 正式実施には、平成26年度の補正予算案が国会で可決
 されることが条件となります。何卒ご了承ください。
 詳しい最新情報は、住宅金融支援機構のホームページ、
 国土交通省のホームページなどでのご確認をお願い致します。

木曾ひのきの家 もりぞう