スタッフブログ 2012.09.24 まめ知識!【木の節 その2】

皆さんこんにちは!
木曾ひのきの家もりぞうです。
いつももりぞうのブログを見ていただきありがとうございます。

暑さ寒さも彼岸までといいますね
この頃はだんだんと秋らしい気持ちの良い朝を
迎えられるようになりました。
皆さまのお住まいの地域はいかがですか?

ということで、
本日は木の節(ふし)についての2回目です。
木材には節の有無や程度で見た目の等級があります。

JAS(日本農林規格)の造作用製材の材面の品質基準として
定められた等級で、見た目を表していて
強度を表したものではありません。

・無節(むぶし)・・・
広い材面を含む1材面以上の材面に節がないこと。

・上小節(じょうこぶし)・・・
広い材面を含む1材面以上の材面に、節の長径が10mm
(生き節以外の節にあっては5mm)以下で、材長2m未満にあっては4個以内であること。

・小節(こぶし)・・・
広い材面を含む1材面以上の材面に、節の長径が20mm
(生き節以外の節にあっては10mm)以下で、材長2m未満にあっては5個以内であること。
※生き節・・・枝が生きているうちに(枯れていない状態で)枝打ちを行なうと、
板や柱などに製材した際に生き節と呼ばれる節となってきれいに現れます。節の
繊維が周りと連結しているので抜けにくいものです。

もりぞうのモデルハウスでは、
和室では1面無節材が見られ、リビングダイニングや洋室では
節有材が見られます。

木らしい節有りも、既に住んでいただいているお客様にはとても好評です。
より愛着が沸くようですよ。

もちろん本物の木ですから、同じもの(同じ節の柄)は無い、
オンリーワンの一品です。

木曾ひのきの家 もりぞう