スタッフブログ 2012.09.19 まめ知識!【木の節 その1】

皆さんこんにちは!

木曾ひのきの家もりぞうです。
いつももりぞうのブログを見ていただきありがとうございます。

段々と秋の気配が感じられ寝苦しくない夜が増えてきました。
しっかり睡眠をとって、夏の疲れを吹き飛ばしたいものですね!

さて、本日は木の節(ふし)についてのブログです。

皆さまは、木の節は好きですか?それとも、気になりますか?
それぞれ好みがありますよね!

実は、節が無い木というのは存在しません。
ご存知の通り、節は枝の跡なのです。

木は、枝を張って、その先の葉に陽が当たることによって成長していきます。
ということは、枝の無い木はありえない・・・。
でも、節無しの木材って見ることありますよね?
無節(むぶし)は、柱や板にしたときに節が現れていないということなんです。

森では、枝打ち(=枝を切り落とすこと)が行われ、
それによって陽が入り、木が大きく成長していきます。

では、ここでクイズです!
Q.木はどうやって太くなっていくでしょうか?
1.丸太の中心から新しい組織(幹)ができて広がって太くなっていく
2.木の皮のすぐ内側に新しい組織(幹)ができて広がって太くなっていく

正解は、・・・・2です!

そして、枝打ちされた部分が新しくできた幹に巻き込まれ、
材料にしたときに跡が現れなければ無節になります。
無節材をつくるために意図的に枝打ちすることもあるそうです。

無節の材は貴重で、手間も掛かっているため、高級品です。

もりぞうのモデルハウスやお客様の家では節有りの材も
たくさん見られます。

私たちもりぞうの社員は、無節の真壁和室も昔からの趣が落ち着くし、
一方で、無垢の木らしい節有りは自然な感じが良いなぁと思っています。
節は、本物の木ならではですよね。
節には枝の年輪が見えます。本当に細かくて成分がたくさん詰まっているのが見えますよ。

『検討していた頃は、娘が気にしていたけど、暮らしてみると良いものですよ!
ふとした瞬間に無垢のひのき材を使っているというありがたみを思い出します!』
とおっしゃるお客様も。

節有りの天井羽目板や、あらわしの柱、もりぞうでは好評です!

木曾ひのきの家 もりぞう