スタッフブログ 2012.04.13 まめ知識【家づくりの建築用語8】~茨城支店担当~

こんちには!
木曾ひのきの家もりぞう茨城支店です。

先月のO様邸のブログの中で、
“なぜ気密性が高いと家の性能が良いと言われるのか?”
という話題が出ました。(ブログはこちら

ということで、本日は、復活!
まめ知識【家づくりの建築用語8】気密編をお送りします!

外周壁側にどのくらい空気を通す隙間があるか(無いか)、
というのが住宅の気密性です。

気密性が高い=隙間が少ない=気密性能値のC値が小さい
ということになります。

↑実際の気密測定の様子

では、本題です!
なぜ気密性が高いと家の性能が良いと言われるのか?です。
想像してみて下さい。

隙間が多い家で、冬に暖房をつけたらどうでしょうか?・・・
隙間が多い家で、夏に冷房をつけたらどうでしょうか?・・・
寒さや暑さや湿気までもが隙間から入ってきてしまい、
冷暖房の効きが悪そうですね。

では、隙間が多い家で換気扇を回したらどうでしょうか?・・・
隙間からの空気ばかりが動いてムラができ、
全体的な換気は難しそうですね。

これでなんとなくご想像がついたでしょうか?
気密性が高いことで、
冷暖房効率アップにつながったり、保温性が保たれやすかったり、
換気効率が良くなったりといったメリットがあります

これらは電気代が関わってくるので、
快適と併せて光熱費の点でも重要です。

隙間から自然に入ってきてしまう花粉やホコリ対策にもなりますね!

そしてもう一つ!
気密性が悪いと、水蒸気(湿気)が壁の中に入り込んでしまいます。
その空気が冷やされたときに発生するのが、結露です。
壁体内結露は住宅の寿命をぐっと短くしてしまいます。
壁の中の部材が腐ったり錆びたり虫がよってきたり・・・。

これも目に見えない部分なので気が付きにくいのですが、とても重要です。

これから家をご検討の方は、
断熱性能と併せて気密性もポイントとしてチェックしてみて下さい!

ぜひこの快適な家をもりぞう水戸モデルハウスで体感して下さい!
お待ちしております!

以上、本日のまめ知識でした!