スタッフブログ 2017.10.24 まめ知識 !【窓】

皆さまこんにちは!
木曾ひのきの家もりぞうです。

いつももりぞうのブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は、まめ知識!
【窓】についてとりあげます!

皆さん、窓は大きいほうがいいですよね!?
お部屋の中が明るくなるし、換気も思い切りできそうです!

注文住宅で、または、自由設計で、家を計画する際に、結構迷うのが【窓】です。

窓の役割、窓の機能とはどんなものがあるでしょうか?

1.採光
 ・家に中に外の明るさが入る

2.換気・通風
 ・窓を開けて換気できる
 ・風が通ると心地がいい

3.眺め
 ・家の中から外の景色を見られる

4.デザイン
 ・家を外から見たときの窓の配置や形でデザインセンスを発揮

ここまでは、ほぼプラスのイメージですね!

ここからは、さらに生活に密着する内容です!

5.防犯・防災
 ・窓を破って侵入するなど犯罪者の入り口になりやすい
 ・自然災害や火災などの被害を受けやすい場所(どちらも、外壁と比較した場合)

・イメージ

6.快適性
 ・家の中の快適温度が失われやすい場所(寒くなりやすい、暑くなりやすい)
 ・結露が発生しやすい場所

・イメージ

ちょっとネガティブな内容が出てきました。

実は、意外と気づかれない、もしくは、
採光や風通しの陰に隠れて優先順位を下げられてしまうのは、6.快適性 です。

上の図は、
家の中の快適温度が失われやすい場所を表したものです。

冬も夏も【窓】が断トツでトップ王冠です。

冬は家の中が温まっていても窓からあたたかさが逃げていってしまいます。

冬の時期、窓辺にいると、空気が冷たく感じませんか?

夏は家の中をエアコンなどで涼しくしても窓から外の暑さが入ってきてしまいます。

窓が大きくなればなるほど、窓の数が多くなればなるほど、
そして窓の性能に無関心のままでいると、その影響を受けやすいのです!

快適で心地よい空間には窓の高断熱化が不可欠です!

窓の高断熱化には、

●ガラスの種類
●サッシ枠の種類
●気密性

この3つがポイントです。

熱を伝えにくい窓ガラスとサッシの枠。

そして隙間のない商品や隙間なく施工できる商品が大事なのです。

ちょっと極端な比較ですが、
単板ガラスのアルミサッシの家とLow-e複層ガラスの樹脂サッシの家では
セーター1枚分ほどの暖かさの差があるそうです。

ぜひ、家づくりの際には、窓のことも気にしてみてくださいね!

もりぞうのモデルハウスには、各種サンプルも揃えています。
ぜひ比べてみてください!
実はとっても大切です。

木曾ひのきの家 もりぞう