スタッフブログ 2017.07.22 まめ知識!【成熟材・未成熟材】

皆さまこんにちは!
木曾ひのきの家もりぞうです。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます!

さて、本日は久々のまめ知識!をお届けいたします。

風に揺れる樹木を見ると、
木には“堅さ”と“しなやかさ”の両方があることがわかりますね。

ところで、

「成熟材」「未成熟材」

というのがあるのはご存知でしょうか?
本日は、このまめ知識です!

生育後約15年未満の未成熟材は、
生長過程で繊維が短く材質も不安定で強度がまだ低いと言われています。

また、“無垢材は狂う(ゆがむ、収縮する等)”というのは、
この未成熟材について言われていることが殆どのようです。

一方、
生育後15年以上の部分は成熟材と呼ばれ、その名の通り
形成層が成熟し強度が高く(堅く)、材質が安定しています。

厳しい環境でじっくり育つ木曾ひのき75年生以上の丸太から切り出される4寸角材には、
未成熟材部分よりも、この強度の高い成熟材部分が多くを占めます。

木曾ひのきの家 もりぞう