ひのきの家に住んでみて。 お客様の暮らし

「寒冷地でも暖かく過ごせる。県内外の知人・友人が気軽に集える家」

INTERVIEW 9

  • 建築場所/長野県

暖かく開放的な平屋で思い描いた暮らしを満喫
スキー場や温泉を擁するリゾートエリアに、Iターン後の住まいを建てた田畑さまご夫妻。
冬の寒さに配慮した暖かな住まいで、ご夫妻の充実した日々が紡がれています。


吹き抜けからの光が降り注ぐダイニング・キッチン。キッチンの奥はパントリー、勝手口へと続く。

ロフトからリビング・ダイニングと畳の間を見る。
リビングにはソファを置かず、広々とした空間を活かしている。

理想の住まいをもりぞうと実現

 りんごやぶどうなどの果樹農園を営む秀哲さまと、看護師の由佳さま。ともに他県出身のご夫妻は、それぞれのお仕事の関係で長野で暮らす中で出会い、ご結婚されました。ご夫妻で暮らすうちに、秀哲さまの耕作地に近い場所に家を建てることを考えるようになったといいます。「山に近いエリアを中心に敷地を探しましたが、なかなか良い土地に出会えませんでした。そんな時に、街にもほど近いここを紹介され、広さも十分だったので決意しました」(由佳さま)。
 家づくりを検討するために、住宅展示場を訪ねたご夫妻。「展示場に入ってすぐの場所に、もりぞうさんのモデルハウスが建っていたんです。中に入った途端に、大空間ならではの開放感や木のぬくもり、ひのきの香りにいいなあと思いました」(秀哲さま)。
 もりぞうに対する第一印象は抜群だったものの、コスト面で折り合わないのではと考えたご夫妻は、安価を売りにした住宅も含め数社を検討したといいます。「それでもやはり、自分たちの理想の家づくりができるのはどこかと考えると、もりぞうさんだったんです。営業担当の新井さんとフィーリングが合ったこと、設計士さんが親身になってプランを考えてくださったことも決め手になりました」(由佳さま)。
 設計にあたってリクエストしたことを伺うと「寒冷地でも暖かく過ごせること、県内外の知人・友人が気軽に集えること、そして平屋建てにしてほしいとお願いしました」と秀哲さま。さらに由佳さまは「看護師という職業柄、バリアフリーを希望しました。家と外をつなぐアプローチもできるだけ段差をつけないようにしてもらいました」と振り返ります。

愛犬の白ちゃん(左)と銀ちゃんを抱くご夫妻。背後の絵は、看護師である由佳さまの患者さんたち数人が描いてくれた似顔絵。小上がりの下は引き出し収納になっているほか、左隅にはルンバのスペースを設置。

家中が暖かく過ごしやすい住まい

 こうして完成した田畑さま邸は、LDKと小上がりになった畳の間が、間仕切りなしにひとつながりとなる、広々とした間取りを実現。さらに吹き抜けから光が降り注ぐ、開放感に満ちた空間となりました。「スキーシーズンになると主人のお友達がたくさん来るのですが、大勢でくつろぐのに畳の間が大活躍しています。冬は畳の間に出したコタツの高さと、ダイニングテーブルの高さがちょうど同じなので、ダイニングテーブルをリビングに移動してコタツにくっつけるんです。みんなで長いテーブルを囲んで、鍋をつついています(笑)」(由佳さま)。
 懸案だった冬の寒さは、もりぞうが提案し、各所に配置したパネルヒーターの効果で、真冬もポカポカだと微笑む。「リビングやダイニングはもちろん、寝室や洗面所、トイレなど家中が暖かいので快適ですね。朝早く起きるのも苦になりませんし、私たちだけでなく、犬たちも過ごしやすそうです」(秀哲さま)。
 さらに、果樹園の仕事から戻った秀哲さまがアクセスしやすいように設計された勝手口や土間書斎の使い勝手も上々だとのこと。「平屋の住みやすさに加えて、細部にまで配慮していただいた動線のおかげで、家事もしやすいです」(由佳さま)。
 田畑さまご夫妻がこの家に暮らして、まもなく丸2年。「日々、住み心地の良さを実感しています」と声を揃えるご夫妻の姿が、この地での充実した暮らしを物語っていました。

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