ひのきの家に住んでみて。 お客様の暮らし

「夏はエアコンいらず、冬はコタツがあれば十分暖かい家」

INTERVIEW 7

  • 建築場所/富山県

家族の理想のためにこだわりを追求した住まい
思い描いた住まいを実現するために、デザイン、施工の両面にわたり一切妥協のない家づくりを行ったKさまご一家。歳月とともに味わいを増す住まいを訪ねました。

堂々たる風格の外観。外壁のアルミパネルは全てオーダー設計。ビルに使うものを選び、目地にシールをしないノンシール工法を採用することで、築9年以上経った今も新築時のような美しさを保っている。

(左)ご主人が石を敷いてつくった庭は、仲間を招いてのバーベキューにもぴったり。シンボルツリーのエゴの木にお嬢さまが水やりをする。
(右)広々とした玄関。格子の天井は、もりぞうのモデルハウスで気に入ったものを、ご主人がひのきを使ってつくった力作。

家族の気配を感じられる間取り

青空に映える大きな屋根と、リズミカルに設けられた窓が特徴的なKさま邸。広い敷地を生かした庭の植物が、重厚感のある外観を彩ります。Kさま邸の竣工は9年前にさかのぼりますが、美しく保たれた内外観からは、愛着をもって大切に住まわれてきたことが伝わってきます。
実はこの家を建てるのは、Kさまご夫妻にとって2度目の家づくりだったそうです。「最初に他のハウスメーカーで建てた家の施工性が悪く、住み心地に満足できなかったんです。次こそ希望どおりの家を建てたいと考え、再びの家づくりを決意しました」(ご主人)。そこで、ご夫妻は県内の住宅展示場に何度も足を運び、住宅メーカーのリサーチを重ねたといいます。その中で出会い、家づくりのパートナーに選んだのがもりぞうでした。前回問題となった施工面を重視していたご主人は「自然素材でしっかりとした家づくりをするもりぞうさんとなら、今度こそ理想の家づくりができると思いました」と話します。
家を建てる前には、ご夫妻と二人のお子さま揃って、もりぞうの「木曾ひのき体験ツアー」にも参加。「自分たちの建てる家に使う木を見ることができ、素材に関しても安心できました」(奥さま)。
プランを考える際に、ご夫妻ともに重要視したのが、間仕切りが少なく、どこにいても家族の気配がわかることでした。「部屋数は抑えて、リビング、キッチン、バスルームなどを大きくゆったりとつくってもらいました」(ご主人)。さらに、リビングとダイニングキッチンをつなぐスペースを広くとり、上部を吹き抜けとしました。ゆとりのある空間で、子どもは縄跳びやダンスをしたり、大人はヨガをしたりと多目的に使っているそうです。

妥協せずに完成度の高い空間を目指す

Kさま邸のポイントは、ご主人自らデザインや施工に腕をふるった点。外壁のアルミパネルをオーダーメイドし、石敷きの外構やビオトープなどの造園もご主人の手でつくった。「玄関の天井は、もりぞうさんのモデルハウスを見て気に入ったものを自分で再現しました。施工中の現場に毎日通ううちに、大工さんとも仲良くなりました(笑)」(ご主人)。
一方でインテリアやガーデニングは奥さまの担当。「長く住んでも飽きないように壁は白い珪藻土で仕上げました。もりぞうさんの木曾ひのきのほかに、床はサクラ、建具や家具はウォールナット。無垢材にこだわり、木の質感や色味を楽しんでいます」(奥さま)。
ご夫妻は、木曾ひのきや珪藻土など自然素材をふんだんに使った空間に暮らし始めてから、快適な生活が送れるようになったと声を揃えます。「富山は湿度が高く冬は寒さが厳しい土地です。でもこの家では、夏はエアコンいらず、冬はコタツがあれば十分暖かい。前の家で悩まされたカビも一切なくなりました」(奥さま)。ご主人は「夜はぐっすり安眠できますし、朝の目覚めも良くなりました。この家に暮らすようになって、健康的な生活に変わりました」と微笑みます。
妥協をせず、細部にまでこだわったKさま邸。10年近く暮らしてきたご夫妻の「今回の家には、ここを直したいというところがないんです。大満足しています」という言葉が、もりぞうの住まいでの充実した日々を物語っていました。

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